初詣・信貴山

今年は寅年、それらしいところへ初詣に行こうとして奈良県信貴山に思い当たった。
信貴山にある朝護孫子寺毘沙門天を祭っているが、その昔聖徳太子が政敵を倒すために祈願に訪れたところ毘沙門天が現れて戦法を授けたと言われる。その毘沙門天が出現したのが寅年・寅の日・寅の刻だったことから虎に縁の深い寺として知られ境内にいくつも虎の像が置かれている。阪神ファンにはよく知られた存在である。
家族に今年回り年がいるので一緒に行くことにした。ついでに今年の阪神優勝祈願も。毘沙門さん、優勝できる戦法を授けておくれ。
近鉄とバスを利用。近鉄生駒線信貴山口まで乗車、そこから奈良交通バス。
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かつて訪れたときレトロなケーブルカーが走っていたが今は跡形もなく撤去されバス路線となっている。

電車は混雑もなくスイスイと来られたが、駅前から信貴山上までのバスが普通なら10分くらいの所要時間が渋滞で50分近くかかった。

 

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やっと寺が見えたと思ったら仁王門を越えたところからすごい行列!少し先のところで西側ルートからの参道と合流しておりその道にもすごい行列。警官が交通整理していて交互に一方からの参拝客のみ通している。どうも前日に某TV番組で中継されてどっと人が増えたらしい。

 

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第2の門の前に大きな虎の張子がある。電動で首を振っている。ここから本堂が見えるが堂内も大ぜいの人で賑わっている様子。
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頭に向けてもう一枚。みんなの注目を集めている。阪神優勝の日にカーネルサンダースのような目に会わないだろうか。否まさかそのような罰当たりはいますまい。
ここから坂道を迂回していくつかの堂宇を経ながら本道へと進む。

 

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行列の最後尾についてからこれまた40分近くかかって本道に到着。眼下に大和平野が見渡せたがすでに日が傾き始めていた。確か胎内くぐりがあったと思うがこの混雑では危ない。まあしかし来た甲斐があったよ。願掛けて当り矢を買ってきた。

 

これほど参拝客が多いのは不況のせい? でも寅年だからでしょうね。今年一年いい年ですように。

 

2010.1.3撮